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2025年02月26日
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ノンフィクション売り上げランキング 2010/12/28(火) 21:50:36 更新

2010年12月28日
世紀の空売り
  • 文藝春秋
  • 価格:¥ 1,890
  • 発売日:2010-09-14
  • 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。

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悪名の棺―笹川良一伝
  • 幻冬舎
  • 価格:¥ 1,785
  • 発売日:2010-10
  • 在庫あり。

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日本辺境論 (新潮新書)
  • 新潮社
  • 価格:¥ 777
  • 発売日:2009-11
  • 通常3~5週間以内に発送

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この国を出よ
  • 小学館
  • 価格:¥ 1,470
  • 発売日:2010-09-29
  • 在庫あり。

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10位 贖罪
贖罪
  • 朝日新聞出版
  • 価格:¥ 1,260
  • 発売日:2010-12-03
  • 在庫あり。

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日本のタブー
  • ベストセラーズ
  • 価格:¥ 1,680
  • 発売日:2010-12-16
  • 在庫あり。

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芸術闘争論
  • 幻冬舎
  • 価格:¥ 1,890
  • 発売日:2010-11
  • 通常3~5週間以内に発送

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たたみ一畳から年商10億円まで成長させた凡人の戦略
  • つた書房
  • 価格:¥ 1,575
  • 発売日:2010-12-24
  • 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。

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銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
  • 草思社
  • 価格:¥ 1,995
  • 発売日:2000-10-02
  • 在庫あり。

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銃と軍馬―― 16世紀にピサロ率いる168人のスペイン部隊が4万人に守られるインカ皇帝を戦闘の末に捕虜にできたのは、これらのためであった事実は知られている。なぜ、アメリカ先住民は銃という武器を発明できなかったのか?彼らが劣っていたからか?ならば、2つの人種の故郷が反対であったなら、アメリカ大陸からユーラシア大陸への侵攻というかたちになったのだろうか?
否、と著者は言う。そして、その理由を98年度ピューリッツァー賞に輝いた本書で、最後の氷河期が終わった1万3000年前からの人類史をひもときながら説明する。はるか昔、同じような条件でスタートしたはずの人間が、今では一部の人種が圧倒的優位を誇っているのはなぜか。著者の答えは、地形や動植物相を含めた「環境」だ。
たとえば、密林で狩猟・採集生活をしている人々は、そこで生きるための豊かな知恵をもっている。だが、これは外の世界では通用しない。他文明を征服できるような技術が発達する条件は定住生活にあるのだ。植物栽培や家畜の飼育で人口は増加し、余剰生産物が生まれる。その結果、役人や軍人、技術者といった専門職が発生し、情報を伝達するための文字も発達していく。つまり、ユーラシア大陸は栽培可能な植物、家畜化できる動物にもともと恵まれ、さらに、地形的にも、他文明の技術を取り入れて利用できる交易路も確保されていたというわけだ。また、家畜と接することで動物がもたらす伝染病に対する免疫力も発達していた。南北アメリカ、オーストラリア、アフリカと決定的に違っていたのは、まさにこれらの要因だった。本書のタイトルは、ヨーロッパ人が他民族と接触したときに「武器」になったものを表している。
著者は進化生物学者でカリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部教授。ニューギニアを中心とする長年のフィールドワークでも知られている。地球上で人間の進む道がかくも異なったのはなぜか、という壮大な謎を、生物学、言語学などの豊富な知識を駆使して説き明かす本書には、ただただ圧倒される。(小林千枝子)
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