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2024年04月30日
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新書・文庫売り上げランキング 2009/02/28(土) 11:51:00 更新

2009年02月28日
納棺夫日記 (文春文庫)
  • 文藝春秋
  • 価格:¥ 490
  • レビュー:点数5.0
  • 発売日:1996-07
  • 通常2~5週間以内に発送

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ゼロの使い魔 16 (16) (MF文庫 J や 1-19)
  • メディアファクトリー
  • 価格:¥ 609
  • レビュー:点数4.0
  • 発売日:2009-02
  • 在庫あり。

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狼と香辛料〈10〉 (電撃文庫)
  • アスキーメディアワークス
  • 価格:¥ 620
  • レビュー:点数4.5
  • 発売日:2009-02
  • 在庫あり。

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とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)
  • 小学館
  • 価格:¥ 620
  • レビュー:点数5.0
  • 発売日:2009-02-19
  • 在庫あり。

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灼眼のシャナ〈18〉 (電撃文庫)
  • アスキーメディアワークス
  • 価格:¥ 578
  • レビュー:点数4.0
  • 発売日:2009-02
  • 在庫あり。

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道をひらく
  • PHP研究所
  • 価格:¥ 914
  • レビュー:点数5.0
  • 発売日:1968-05
  • 在庫あり。

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   9歳からでっち奉公に出て、1代で松下グループを築き上げた立志伝中の人物であり、「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助は、経営者としては稀有といえるほど多くの著作を残している。本書は、PHP研究所の機関紙「PHP」に連載したエッセイをまとめたもので、見開き2ページの短編が120あまり載せられている。    著者は戦前から、世の中の貧しさを無くすことを信念としてきた。そのために、物資を世の中に水道のように満たし、不自由をなくすことが生産者の務めであると考え、企業経営を行ってきた。さらに、身も心も豊かな社会を実現するためには、政治の果たす役割が極めで重要だとして、その充実を訴え続けてきた。このように、大企業の単なる経営者にとどまらず、高い理想を持ちその実現のために行動した著者だけに、本書で取り扱われているテーマも、いわゆる人生訓的なものから、仕事や経営の心得、政治への提言まで幅広い。    本書の初版が出たのは1968年なので、すでに「古典」といってもよいが、その内容は決して色あせていない。それは、著者が時代によらない普遍的な真理を洞察していたからであり、また、著者の理想とした「身も心も豊かな社会」がいまだに実現していないからであろう。飾り気のない文体は、礼節を重んじ、謙虚に人に接することを常に説いた著者の人柄がにじみ出ており、思わず引きこまれてしまう。社会人だけでなく、大学生や高校生にも手にとってもらいたい。きっと何かを発見できるだろう。(戸田圭司)
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