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2024年11月28日
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暮らし・健康・子育て売り上げランキング 2011/06/22(水) 19:50:42 更新
2011年06月22日
10位 金持ち父さん貧乏父さん
- 筑摩書房
- 価格:¥ 1,680
- 発売日:2000-11-09
- 在庫あり。
パーソナルファイナンス専門の作家で大学講師でもあるロバート・キヨサキが、全く違うタイプである2人の人物の影響を受けて構築した、ユニークな経済論を展開している。1人は高学歴なのに収入が不安定な彼自身の父親、そしてもう1人は親友の父親で、13才のとき学校を中退した億万長者である。彼の「貧乏人のパパ」は一生のあいだ金銭問題に悩まされ、ついには家庭生活崩壊の憂き目をみる(立派な人物ではあるが、週払いの小切手では家計が潤うことは1度もなかった)。一方、「お金持ちのパパ」はそれとは全く対照的な人生を謳歌することとなる(「金のために働く下層・中産階級」が「自分のために使う金には困らないお金持ち」になったのだ)。この教訓を肝に銘じていた筆者は、47才で仕事をリタイアすることができた。コンサルタント兼公認会計士のシャロン L. レクターとの共著である本書では、彼とお金との関わりあいを支えてきた哲学が披露されている。
筆者の言い分が延々と続くのにはうんざりさせられるが、それでもなお、学校教育では絶対教えてくれない「経済面でのリテラシー」の必要性を主張する本書は説得力がある。変わりばえのしない仕事を極めることよりも、収入を元手に資産を賢く殖やすことの方が、最終的には必ず人生に富をもたらすという主義に基づき、仕事に見切りをつけるための資産を得るにはどうしたらよいかを教えてくれる。
筆者の言い分が延々と続くのにはうんざりさせられるが、それでもなお、学校教育では絶対教えてくれない「経済面でのリテラシー」の必要性を主張する本書は説得力がある。変わりばえのしない仕事を極めることよりも、収入を元手に資産を賢く殖やすことの方が、最終的には必ず人生に富をもたらすという主義に基づき、仕事に見切りをつけるための資産を得るにはどうしたらよいかを教えてくれる。
- 主婦の友社
- 価格:¥ 1,680
- 発売日:2010-10-23
- 在庫あり。
18位 子どもへのまなざし
- 福音館書店
- 価格:¥ 1,785
- 発売日:1998-07-10
- 在庫あり。
乳幼児期は人間の基礎を育てる大切な時期だと、乳幼児期の子育てに重点を置いている1冊。 著者は30年以上、子どもの臨床に携わってきた。さらに診察室だけではなく、保育園や幼稚園、学校、児童相談所、養護施設、家庭裁判所などさまざまな場所で数多くの子どもや親に出会ってきた。 社会の変化に伴い、育児方法や育児の考え方は大きく変化した。育児不安を持つ母親はますます増加し、近年問題になっている過干渉や放置、虐待など、社会のゆがみは、そのまま子育てに影響している。著者は、子どものありのままを受け止めることが大切だと強調する。十分な受容や承認を受けた子どもは、安心して社会に出ることができる。子どもにとって、最大のサポーターであり、理解者であるのが親なのだ、と。育児の喜びは、子どもに期待できる喜び、子どもを幸せにできる喜びの二つあると著者はいう。そして、子どもの笑顔や喜ぶ姿に、自分自身が喜べる親であってほしいと願う。 自分が望んだとおりに子どもが育つ姿を見て、満足する。そういう「条件つきの愛」ではなく、無条件に子どもを愛することの大切さは、きっとだれでもわかっていることなのだろう。本書に書かれていることは、ごくごくあたりまえのことばかりだ。しかし、忙しい毎日に追われ、そんなあたりまえのことをつい忘れてしまいがちになる。本書は、自分の子育てをあらためて見つめ直すきっかけになりそうだ。(町場キリコ)
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